高齢者の体力とは?
日常よく「体力」という言葉を使います。
「気力・体力ともに充実した生活」とか「体力が急激に衰える」とか「体力にものを言わせる」など、よく使われます。
「体力」は、体格、筋力、バランス能力、柔軟性、反応性、指先の運動能力、そして、心肺の持久力などさまざまな要素からなっている複雑な概念です。
中高年のバリバリ働いているサラリーマンにとっては体力とはモーレツな仕事をこなしていくエネルギー源でしょう。
病院などに入院している人にとっては、病気に打ち勝ち一日も早い社会復帰に向けての力のことでしょう。
では、高齢者の体力とは何でしょうか?
それは心身の成長の著しい小児や学童期とは明らかに異なっています。
高齢者の体力とは、日々の生活を自分の力で立派に行い、楽しむために重要なもの、ということが出来ます。
日々の生活を支障なく過ごすための「生活体力」なのです。