きんさんから学ぶこと

きんさんから学ぶこと

 

文部科学省などが行った年齢別の体力テストの結果を見ますと、瞬発系の筋力の低下に比べ、握力の低下はそれほどではありません。

 

なぜかというと、握力はものを握る動作で、どんな年代でも、握るという動作をまったくしない日はないからです。よく使う筋肉の筋力低下は少ないからです。

 

また、筋肉をつけるのには高価な器具や特別な場所は必要ではなく、日常的に簡単にできる動作でもセルフトレーニングが出来ることを教えてくれます。

 

そして、握力以外にも、加齢の影響の出にくい筋肉として注目されているものがあります。
それが、太ももの裏側ににあるハムストリングスと呼ばれる筋肉です。

 

故成田きんさんが白内障の手術のために入院し、その退院後に脚力を補うために行ったトレーニングがこのハムストリングスを鍛えるものでした。

 

きんさんは、ハムストリングスのトレーニングを開始したことで、歩行能力が見違えるほど向上したようです。方法は、うつ伏せに寝てお腹の下にクッションを入れ、1.5kgの重りをつけた足をゆっくり上げる(膝を曲げる動作)というものです。

 

あなたの身近に85歳以上の「超高齢者」がいらしたら、その歩き方を思い出してください。
高齢になると膝が曲がり、股関節が曲がった状態で歩行するようになります。

 

こうした歩行はそれまでの後ろ側にある脚で身体を前方に押し出す方法とは違い、前に
出した脚を支点として身体を引き寄せるような歩き方です。

 

この歩き方では本来の歩行に必要な脚筋は低下しますが、ハムストリングスだけは低下
しにくいのです。

 

きんさんはこのハムストリングスを鍛えることで、
膝が曲がり股関節が曲がった状態での「晩年の歩き方」を維持しました。

 

結果として歩行能力が向上して、100歳になっても歩ける能力を維持できました。

 

このきんさんの例は高齢者の知恵としてだけではなく、すべての世代に当てはまることでしょう。

 

必要な動きを筋力トレーニングなどで意識的に行なうようにすれば、筋力は長く維持していけるのです。

 

70代からのトレーニング


 

だから、歩くのがいいあなたの知らない健康茶自重筋トレのススメビタミン・ミネラル活用事典ロボット知り始め